歩み続ける為に 1/2
情報が多いのもあり、 2回に分けてブログで書評します。
今回、紹介する本はルーキー・スマートです。
個人的には行動、思考を大きく変える対話を随分と出来たかなりの良書だと思います。
大きな組織で上下関係がハッキリしているところで働く方であれば特に読んで頂きたいと思った本です。
一言で言うと
学び続ける人が手を取り合うと革新的成長が起こる
本書の概要
著者は営思想家ランキングThinkers 50にも選出された、人材教育の第一人者であるリズ・ワイズマン
ルーキーの時によく示す行動・思考にはパターンがあることを明かし、ルーキーの活用や、ベテランがルーキーのパワーを再び手に入れる方法について述べた1冊。若手を育てる立場にある人に役立つことはもちろん、仕事に慣れてきたビジネスパーソンが、再び自らを成長させるきっかけにもなり、人と組織の成長に役立つ内容となります。
本書構成
おおまかに3部の構成になります。
1・ルーキーの及ぼす力と4つのルーキーモード
2・ベテランでもルーキーモードに入る方法 オススメ
3・組織も知的好奇心で躍進させる為には
→ 2だけ読んでも元は取れます。
一部抜粋
「知識に対する最大の的は無知ではなく、知っているという幻想だ。」スティーブン・ホーキング(物理学者)
世界の情報は1年半で2倍に増えると記載がある。
新しい生物学的データーが2倍になるまでに9ヶ月にすぎない
ユーチューブの2ヶ月の動画数はアメリカのTVの3大ネットワークが過去60年に制作した番組総数を上回る
シカゴ大学の行動科学者によると
素人グループが専門家よりも癌患者の余命をより正確に判定出来た。
本書の気づき (1章〜3章)
・経験は死角を生む。
人に助けを求めなくなり間違ったまま進んでしまうことがあるということです。誰かに情報を求めたり、協力して欲しいというのは悪いことじゃない。
・居心地が悪いところに行く
居心地が悪いから改善しようと努力する。ぬるま湯では気づくものも気づけずに緩やかに枯れるとういう現実があります。
・頭の良さよりも学び続け手を取り合う思考者
知識にはインターネットからアクセス出来るし、頭の良さは最重要スキルではない世の中になってきている。答えを知っていることの意味が薄くなってくる
・ルーキーはベテランよりも専門家により多く助言を求める
ベテランは1人の専門家に助言を求めるとしたらルーキーは5人の専門家に助言を求めるそうです。結果的に情報の厚さはルーキーが勝つことが多いということでした。
実践したこと
・人に教えを素直に乞う
教えてもらうというほど、人とすぐに仲良くなるのはないと思います。しかし、決まり切った人に聞いてしまうのでこの人にはこのことを聞くなどと決めておくのが良いかと思います。最近は → 意識して普段聞かない人にも聞いたりします。
・居心地の悪さに突っ込む
これはまだ実践出来ていませんが、週末に実施予定です。早速不安だから万全の対策をしている自分がいますね。これが効果だと思い、週末に挑んで見ます。